第52回 早慶レスリング定期戦

今年で52回目となる伝統の早慶レスリング定期戦が去る11月2日土曜日に、慶応義塾日吉キャンパスの
蝮谷レスリング道場にて開催されました。当日は、大勢の両校OBや関係者の応援の中、午後1時半より
早慶新人戦、午後2時半より本戦開始となりました。結果は以下の通りです。

◆新人戦(含む高校生)←クリック!

慶応義塾大学主将挨拶
慶応義塾體育會レスリング部主将
経済学部4年  綿谷裕貴
本年も、早慶レスリング定期戦を迎えることが出来ました。非常にうれしく思います。伝統ある早慶戦という舞台に我々が立てることは大変名誉あることと同時に悔いの無い試合にしようと闘志を燃やしています。最後にはなりましたが御尽力頂いたOBの方々に心より感謝申し上げます。
(早慶戦パンフレットより)

本戦前に吾田監督から激が飛ぶ。
左から笠原選手(66kg級)、
宮原選手(60kg級)、吾田監督、
主将の綿谷選手(55kg級)


開会式にて
挨拶をする坂上慶應レスリング部部長と
整列した両校選手達。この後、出場選手の
紹介がありました。
              



開会式終了後、円陣を組んで必勝を誓う選手達。
前監督の中川原OBも名古屋から駆けつけました。
慶應歴代監督、往年の名選手達も試合開始を固唾を
飲んで見守ります。
再び整列。ついに熱戦の火蓋が切って落とされました。

◆本 戦←クリック!

●慶應0−6早稲田○ 

◆表彰式・閉会式

優勝:早稲田大学(通算43勝) 準優勝:慶應義塾大学(通算9勝)
最優秀選手賞:福田雄一選手(早稲田) 敢闘賞:綿谷裕貴選手(慶應)

◆早慶懇親会 

於:日吉校舎内グリーンハウス
この試合で4年生は塾レスリング部を引退します。
中央奥でマイクを持っているのはレセプション会場で
卒業生を代表して挨拶と入部当初の思い出を語る
綿谷裕貴・前主将。本戦終了後、監督より新主将に
中村立己選手が指名されました。


 「人の世は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」とは徳川家康の言葉ですが、レスリング部
卒業生たちは今まで背負ってきた荷物がどんなに重かったか、そしてどんなに価値があった
かを噛みしめていることでしょう。
まだまだ人生という道のりは始まったばかりですが、今までは重荷であったものが何にも代え
難い宝物になったということを心から祝福します。