ソクラテスカップ熱戦ギャラリー

平成14年6月30日 於:早稲田大学レスリング場

♪ソ、ソ、ソクラテスカップ ラトンか〜、ニ、ニ、ニーチェかサルトルか〜
み〜んな悩んで大きくなった〜。俺もおまえも大物だあ〜!

◆6月30日に、早稲田大学レスリング場にて、大学入学後にレスリングを始めた者、あるいは高校時代に主要大会で入賞経験の無い者を対象とした「レスリング・ソクラテスカップ」が開催されました。
当日は大勢のOB達の声援を受けながら、選手達は下馬評どおり圧倒的な強さで駒をすすめ、その結果、今年の慶応義塾レスリング部は、74kg級中村立己74kg超級崎原充徳の2名の優勝者をだしました。
これで軽・中量級に続き、重量級も充実してきたことを実証いたしました。

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相手のバックをとり、股裂きをかけようと試みる74kg級中村立己(赤)

股裂き:(相手の大腿部の下に、自身の足を入れ、てこの原理で刈り上げると同時に、顎を上腕で逆手に引き寄せる技。この技をかけられた者は股がさけるような状態になり、それに耐えられず仰向けに身体を反してしまう。レッグ・スプリットと混同されがちだが、これはポイントを取ったのち、フォールを狙える技である。)
相手と組み合いながら、前後左右にいなしをかける74kg超級崎原充徳(赤)

相手の腕や首などを掴んだり、手をかけて体をコントロールし(「相手をいなす」と呼ぶ。)、技を仕掛けるチャンスや状態を積極的に作り上げる。相手がまんまと術中にはまった際に崎原副将は「めんそ〜れ」と耳元でささやくらしい。

表彰式にて、賞状と優勝楯を受け取る、中村選手(左写真)と崎原選手(右写真)。

なお、賞状に「学問を犠牲にし、レスリングに勤しむその姿勢たるや云々」と記されていたというのは大変真実味があるがウソである。

崎原選手中村選手

 写真撮影:吾田鉄司監督