「いよいよ、大学生ね。勉強がんばってね。」
  「・・・・・・。」
「サークルはもう決めたの?」
  「おれ、釣り堀で金魚釣るような目先の易きに流れる大学生活は送りたくないんだ。」
「何それ?」
  「『呑龍の大魚は支流に泳がず』。おれ、大海原で自分自身にチャレンジしたいんだ。
   これが新しいスポーツに挑戦できる一生で最後のチャンスだからね。」

「何よ、今日はやけにかっこいいじゃない。」
  「人生なんて、自分自身の手で今日から突然変えられる。」
「・・・・ゲーテ?」
  「いや、慶應義塾體育會レスリング部。」
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 ◆練習についていけるかなあ
練習は基本的に平日午後と日曜の午前に2時間程度で、終了後どう過ごすかはまったくの自由。休日ももちろん毎週あります。部員のほぼ全員が大学からレスリングを始めていることからも判るように、始めはルールの説明や、受験勉強でなまった体をほぐす運動などからスタートします。僕等は慶應義塾の代表として試合に出てよい成績を残す為に練習しているのであって、前時代的な上下関係や、無意味なしごき等は一切ないよ。

 ◆勉強と両立できるの?
試験期間は試験前約1ヶ月のOFFがあり、その他夏休みも約1ヶ月あるよ(これって休み過ぎかも(笑)。練習のために試験勉強が出来ないなんてことは皆無だね。部員には、出席が厳しいといわれている理工学部や医学部のものもいるし、授業以外の勉強をして公認会計士などの資格を取ったOBも大勢いるよ。

       ◆体育会に入らなくても運動はできるのでは  
まず日吉校舎蝮谷のレスリング場を見て欲しいな。 二階建ての道場内部には
スポーツクラブに引けを取らない 最新のトレーニング機器や温水シャワーや専用のトイレ、試合研究の為のAV機器(ゲーム機も)などなどが完備。
遠征費用は今は各界重鎮となったレスリング部OBによるレスリング三田会が完全バックアップ。 こんなの体育会以外で考えられるかい?

 ◆一度見学とかしたら無理やり入部させられそう
上記のように、僕等は試合を目標に練習しているんだ。試合は年間を通して全部員に出場機会があり、そのようなことに無意味な時間や労力を割いたりなしないよ。そういうのは暇人や確固たる自己が形成しづらい団体にこそあるものでしょ?

レスリングは承知のように体重別(55,60,66,74,84,96,120㎏の7階級)の為、同じ人間が同じ筋力で闘います。勝敗を分けるのは、卓抜した技術力と、瞬時の判断力、そして精神力。新しい技の習得や、オリジナル技の開発などの楽しみもあります。そういう意味で一度やったらクセになる、おもしろくてやめられなくなるスポーツかもね!



その他、疑問な点などあったら、メールや掲示板でどしどし質問してね。オリエン期間中はレスリング部の出店が出ているので、そこで部員に直接尋ねたり、道場に見学に来てください。

◆彼女や友達が欲しいなどといって安易にサークルに入る君!
所詮、釣り堀では金魚しか釣れません。

◆今まで、ずっとスポーツをやってきたから大学ではお遊びサークルへ入るなどといっている君!
君が今まで友達になりたいと思わなかった奴らの仲間入りかい?

◆スポーツなんてレクリエーションで構わないという君!
人生80年。この先60年以上、君の人生レクリエーションかい?今日より若い明日はこの先無いんだぜ!

◆他のスポーツをやりたいという君!
今から10年後に、球技等を始めることはできても格闘技を始めるのは難しい。
一度、見学に来てみてから検討して欲しいな。

新入生に限らず、新二年生もお気軽に。毎年必ず二年生から入部するものがいるのでご心配なく。 ジャンボ鶴田は大学からレスリングを始めてオリンピックに出場しました。そこにはもちろん天性の才能や運もあったでしょう。しかし、自分で自分の限界を定めない上向きの精神こそがその原動力となったのです。
わずか20年弱生きてきただけで、自分で自分の可能性の芽を摘んでしまわないように!

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